寝起きや、仕事や移動中、休憩中ずっと下向きでスマホを見ていて顔を上げようとすると首が痛くて上を向けない…
なに⁈寝違えかな?ギックリ首かな?
なんて思いますよね。
ここでは「上を向けない」首の痛みについて解説します。
上を向けない首の痛みの原因
ストレートネック
ストレートネックって病気?
病院や整骨院、接骨院で「ストレートネック」って、病名みたいなトーンで言われたら病気なのかな?って思ってしまいますよね。
ストレートネックとは病気ではなく下記のような状態、症状のことです。
Aが正しい姿勢、いわゆるきれいな首の状態で、Bがストレートネックと言われている状態です。
首の部分がまっすぐなのでストレートネックと言われておりますが、これは病気でもなんでも有りません。
普段の姿勢、例えばSEや技術職の方々のように、一日中パソコン作業をされている方々は、まさにこの状態が何時間も続くため、これだけが肩こり、首コリの原因とは限りませんが、上を向けない場合は原因の一つと考えられる部分もあります。
例えば、頭を前に突き出した状態のまま、上を向いてみて下さい。
上、向きにくいですよね、、
背骨や首の骨がおかしくなっているわけではないので安心して下さいね。
ただ元々、こういう姿勢の方は改善できます。
ただし私達だけの力ではなく、ご自身のご努力、練習が必要ですよ。
スマホ首、スマホ肩こり
スマホ首、スマホ肩こりという言葉を最近よく聞きます。
長時間スマホをやっていることにより、首、肩周りの筋肉が固くなって首コリ、肩こりになることですが、おじさんの私はずっと画面を見続けるのは非常にしんどい…。
でも電車の中とか見てたら、皆さん食い入るように見続けてますね。
その皆さんの電車の中でスマホを操作する姿を見ていたら、あることがわかりました。
ただ単に下を向いてスマホを操作しているのではなく、すごく力んで操作している、そんな感じがします。
特にスマホゲームされている方々、、
肩をすくめて、首を縮めて画面を直視。
その間、肩、首、腕の力は入りっぱなし。
しかも集中しすぎている間は呼吸してなかったり、、
試しに肩をすくめたまま、上を向いてみて下さい。
向けないはずです。
集中して画面を見ていたら自分がどんな状態かわかりにくいものです。
こんな状態が長く続くと首から腕、肩は固まってしまいます。
たまには隣の人にご迷惑をおかけしない程度で、肩回したり、腕を動かしたりして下さい。
少しは予防になります。
ただ上を全く向けない、痛い方は我慢せずご連絡下さい。
必ず楽になります。
ストレス、長く続く緊張感
上記でストレートネックとスマホ首、長時間のパソコン作業も原因の一つと考えられると書きましたが、現代人の多くはこちらではないでしょうか?
納期や期限に追われたり、どんどん溜まってくるメール、作業に追われたり、仕事をしている子育てママさんは朝起きて御飯作って片付けして、お子さんを保育園に送って、忙しい仕事をこなし、保育園にお迎え、帰ったらご飯の準備、片付けで一日が終わる、、、
その間、筋肉だけではなく、ココロも緊張しっぱなし。
カラダとココロの力を抜く暇がありません。
こんな状態が1週間の半分以上続いたら、それは首も肩もこり、上を向けなくなってもおかしく有りません。
ココロがしんどくなったら、カラダは悲鳴を上げるんです。
当院では
まずはお話、聞かせて下さい。
どんな生活を送られているか、仕事の忙しさや愚痴でも構いません。
ただ何も話したくなければそれでも構いません。
私達はカラダに触れれば皆さんのしんどさ、わかりますので、、
施術内容は 大川メソード・カイロプラクティックの3点アプローチを基に、皆さんのココロとカラダの状態に合わせて判断し、行います。
「筋肉・関節・生活習慣への3点アプローチ」で
- 筋肉
固くなった筋肉を「 深くまで効く!つなしま整体院のトリガーポイント療法 」により、これら固くなった首だけではなく、まずは肩、背中から腰に至るまでの筋肉の深ーい部分までしっかり押圧し、痛みを緩和し、動かしやすくします。
特に上を向けない場合は気が付かない肩こりや腕、手の緊張もあります。
動きを見ながらしっかり施術させて頂きます。 - 関節
固くなった首回りの関節のみならず、背骨、腰の関節までしっかり動かして滑らかにします。 - 生活習慣の改善、セルフメンテナンス
首から肩、背中を動かしやすくするストレッチや漸進的筋弛緩法、呼吸法で筋肉の緊張のみならず、首が動きにくくなる大きな原因であるストレスの解消法もお教えします。
その他、このような首のお悩み、ありませんか?
- 横を向けない
- 車やバイクに乗って後方確認するとき、首が痛くて後ろを向けない
- 首が痛い時、頚椎カラー(首のコルセット)を手放せない
- 手がしびれたり、首から肩にかけて違和感がある
- 朝、起きたら首が回らない、寝違えをよくする
- 首の付け根が痛い
- 首の付け根から肩甲骨にかけて痛い
- 曲げ伸ばしすると痛い
- 頭痛がする
- 頚椎椎間板ヘルニアと言われたことがある
- 寝起きに、首が固まって動かない
- 耳の後ろが痛い
- 寝違いする事が多い
- 歯ぎしりをよくする
- 首の前が痛い
- 鎖骨の上が詰まった感じがする
- 首が詰まっている感じがする
- 胸郭出口症候群と言われたことがある
予防体操
前述のように筋肉が固くなるために痛みが出ます。単純に考えると固くなれば柔らかくすればいいのです。
ではどうやって?
動かすのです!
背中をそらす
後ろに振り向く、上を向く動作は首だけでできるものではありません。
背中が動いてこそ首が回ります。
まずは背中をしっかりそらしましょう。
ただ伸ばしている時は息を止めずにしっかりと息を吐いてください。
伸ばす時間は息を吐ける時間で結構です。
これを何度か繰り返してください。
肩甲骨を回す
肩甲骨周り、肩も首を動かすために重要なところです。上記の順番でしっかり肩と肩甲骨を動かしましょう。前回し10回、後ろ回し10回位です。
これもしっかり呼吸をしながら行ってください。
首のストレッチ
背中、肩、肩甲骨のあとに実際に痛い「首」のストレッチをしてください。
痛いなあ〜と思うところを上記のようにゆっくりと呼吸をしながら行ってください。
伸ばす時は息をしっかり吐いてください。
呼吸をする
筋肉が固くなる原因でわかりにくいのが「呼吸を知らず知らずに止めて、体に力をいれている」ことです。
上記のようなポーズでゆっくり呼吸しながら
「今のご自身の体を感じながら」
やってみてください。