お久しぶりの投稿です。
院長の安田です。
今日は人間の体に無くてはならない、骨の話です。
タイトルにも書いたけど骨って壊れたり治ったりしてるって、ホント?
そんなことをお勉強してみましょう。
私たちの身体にある骨の中には大きく2つの細胞が存在しています。
それは破骨細胞(はこつさいぼう)と骨芽細胞(こつがさいぼう)です。
破骨細胞は骨の中で破壊を繰り返して壊したものを分解して吸収します。
反対に骨芽細胞は骨の種をまいて、身体からでるホルモンやビタミンの力をかりて骨の細胞に変化していきます。
この新陳代謝を専門家の間では、骨のリモデリング(リは再び、モデリングは形を築き上げるの意)と呼びます。
このデモリングは細胞だけの状態の「停止期」に始まり、破骨細胞が働き始める「活性化」に移行し破骨細胞が壊した細胞を吸収する「吸収期」へ、ここで破骨細胞は骨芽細胞へお仕事をバトンタッチします。
これを「逆転期」、バトンを受け取った骨芽細胞が骨を作る「形成期」に移って行く、このサイクルを繰り返しているそうです。
そしてこのサイクルのバランスが崩れて破骨細胞の働きが強すぎて、破壊されてる状態が多くなると骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になります。
何事にもバランスって大事ですね。