健康について

よく笑う人、より長生きに

今週の一言

きっとこの世界の共通言語は、英語じゃなくて笑顔だと思う。
 
高橋優

今週の健康情報

笑うほど長生きに—。
笑う頻度が高い人は死亡リスクが軽減され、心疾患の発症リスクも抑えられるとの研究成果を山形大医学部(山下英俊学部長)が25日、発表した。
病気発症の遺伝的要素と生活習慣の関係を解明する同学部の「コホート研究」で5年半にわたって追跡調査し、ほとんど笑わない人はよく笑う人に比べて死亡リスクが約2倍であることが明らかになった。

 調査は2009年に始まり、県内7市(山形、米沢、酒田、東根、天童、寒河江、上山)の40歳以上が記述式質問票に回答。
笑う頻度や既往歴、飲酒、喫煙、精神的なストレスなどを聞いた。
1万7152人(男性7003人、女性1万149人)からデータを取り、平均年齢は62.8歳だった。

 年齢や性別などの背景因子を補正して解析した結果、死亡リスクについて、ほとんど笑わない人は、よく笑う人に比べて全死亡リスクが1.95倍。
たまに笑う人は、よく笑う人に比べて心筋梗塞などの心血管疾患の発症率が1.62倍に上ることが分かった。

 調査では声を出して笑う頻度を尋ね、
(1)「よく笑う」は1週間に1回以上
(2)「たまに笑う」は月に1回以上で1週間に1回未満
(3)「ほとんど笑わない」は月に1回未満の3群に分けた。
その割合は
(1)が82.2%
(2)が14.5%
(3)が3.3%だった。
笑う頻度が少ない人の傾向では▽男性▽喫煙者▽飲酒者▽運動しない人▽1人暮らし—が浮かび上がった。

 この日は山下学部長、根本建二同学部付属病院長、公衆衛生学・衛生学講座の今田恒夫教授、看護学科の桜田香教授が、山形市の同学部で記者会見を開いた。
山下学部長は「日常生活での笑いが健康寿命の延伸に大切であることがエビデンス(科学的根拠)として明らかになった」とし、「こうした結果が行政などの健康づくりに関する施策を後押しすると考えている」と話した。


私の祖母私の母方の祖母は102歳で亡くなりましたが、会う度にニコニコしてて、幼かった私は母の実家に行くとずっと祖母の側から離れなかった記憶があります。

高校、大学時代、親元を離れて、母の実家の近くに住んでいた私は、何かあると祖母に会いに行きましたが、何か悩みがあると見透かしたように、

「親生、なんかあったやろ?顔に出てるで。何があったかは聞かんけど、何があっても感謝して、ありがたい、ありがたいって頭下げて通らせてもらうんやで。」
と言われたのを覚えております。

亡くなる前に会ったときは、私の顔も私の名前を大きく書いてやっとわかってもらえるほど記憶が曖昧になってましたが、私とわかった瞬間の満面の笑みは、今でも忘れられません。

元々短気で、どうしても心が顔に出てしまうこの私、、、

少しでも祖母に近づけるよう、毎日笑顔と感謝の心で通らせていただきます(^^)

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