サツマイモ、アボカド、ホウレンソウ、豆、バナナなどカリウムが豊富な食事を多く摂取することは、血圧低下の鍵であるかもしれない、との新しい研究発表がありました。
ナトリウムの摂取を減らすことはよく知られた血圧低下の方法であり、食事からのカリウムの摂取の増加は高血圧に対して同じくらい重要な効果を持つとのことです。
身体がカリウムの血中濃度をコントロールするためにナトリウムを使ってバランスをとり、それが正常な心臓、神経、筋肉機能の維持に役立つことを示したとのことです。
食事のカリウムが高い時、腎臓はより多くのナトリウムと水分を排出し、カリウムの多い食事を摂取することは利尿剤を取るのに似ています。
摂取量の目安は、1日4.7グラムのカリウムを摂取することです。
そのためには大体、黒豆4分の3カップで目標量のほぼ50%が達成できるということです。
サザンカリフォルニア大学健康科学科
主任研究者 アリシア・マクドナフ教授
4月17日 TMS JAPAN 記事より抜粋
また、東洋医学でみる高血圧では一般的に高血圧を気血水(きけつすい)の3つのタイプに分類して考えるそうです。
①気;ストレスで血圧が上がるタイプで更に過敏型(ちょっとした事ですぐに血圧が上下するタイプ)と溜め込み型(我慢してストレスをため込む。上がると下がりにくい。)
不安、不眠、イライラが伴います。
②血;本態性高血圧(先天的、体質的)タイプに多く、瘀血(おけつ)(体に害を及ぼすように汚れたり、滞ったり、固まりやすくなったりした血液のことを漢方医薬学では「お血(於血)」と呼んでいます。)が後頭部、後頚部にかけてたまると、脳内の血管が圧迫されて、頭痛、肩こり、めまい、のぼせなどを起こしやすくなる。
便秘症のかたは更に症状が悪化するそうです。
③水;腎性高血圧と呼ばれます。血圧を下げることを考えるより、腎機能の正常化を先に考えなくてはなりません。
自分はどのタイプかを分析してみることも大事かもしれませんね。
おまけにおすすめの黒豆料理紹介です。
黒豆の煮物 :甘く煮込んだ定番です。
黒豆のガーリック炒め :お酒の好きな方におすすめです。ビールが進みますよ。
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