歳を重ねても体力をキープする秘訣はフィットネスにあるとのことです。
(カナダ・ゲルフ大学の研究より)
若いころにトップレベルのアスリートだったり、またはマスターズ選手のように競技に取り組んでいる高齢者は、そうでない人に比べて筋肉が細胞レベルでとても健康的だということがわかりました。
この研究は、80歳代にして世界レベルの陸上競技選手である人と、一般人の同年齢の人を比較したもので、この年齢層の加齢と筋肉の衰えについての研究でマスターズ選手を対象にしたものは、これまでほとんど無かったといいます。
マスターズ選手たちの筋肉力は平均25%強く、筋肉量は14%多いことが明らかになり、さらに選手たちの足の筋肉には、運動単位(※)が約3割以上多く存在していました。
運動単位が多いということは、筋肉量が多く筋力が非常に強いことを意味します。
ふつうは加齢にともない、神経系では運動ニューロンが少なくなり運動単位が減少、筋肉量が減り筋力、スピード、パワーの低下を招く。
このプロセスは60歳を過ぎると加速してしまいます。
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研究者のジェフ・パワー博士は、細胞から全身に渡り、健康的な加齢について調査をし、次のように話している。
「運動が機能を高く保つために重要な貢献をすることは明らかです。運動選手でなくとも恩恵を受けることはできます。活動的でい続ければ、人生の後半においても筋肉の損失を少なくすることはできるのです。しかし、遺伝的性質の重要性は無視できません。」
私のおススメは自転車、ウォーキングなどですが、楽しくてお好きな運動だったら何でもいいと思います。
私個人はクロスバイク乗ったり、たまにレンタルでロードバイクを借りてツーリングしたりしてます。
風を感じながら走るのは本当に気持ちいいですよ(^_^)v
※運動単位・・・ひとつの運動ニューロンとそれに支配される筋線維群を総称したもの。
TMS JAPAN 2016年4月7日記事より