ご来院時の症状
50歳男性。
物を握ると右肘に痛みが走り、ものが持てない。
テニスやゴルフをやっているが、ラケットを握ったときやゴルフのバックスイングから打ち込み時に特に痛みが走る。
整形外科では骨折など骨の損傷は見受けられず、電気治療と湿布をもらい使用しているが改善が見られずご来院。
検査、原因分析
肘周囲、右上腕から肩部にかけての筋緊張がきつく、肩も上がりにくい。
肩甲骨周辺、右胸部にも硬直あり、肩関節、肘関節の動きに制限をかけているよう。
施術プラン
肘周辺の筋肉へのアプローチより先に、肩部、肩甲部、胸部など周辺を温めながら緩め、上腕、前腕を弛緩すると同時に肩関節、肘関節の調整も行う。
経過
- 1回目:施術後のもみ返しはなく、腕全体が軽くなったよう。しかし肘の内側の痛みは以前変わらず。肩の動きは以前より改善されたので肩周辺の体操を指導。
- 2回目(3日目):肘の内側の痛みは軽くなったがラケットを握ったときの痛みが残っている。痛みは半減した。
- 3回目(6日目):握ったときの痛みはなくなったが、握って肘を曲げたら痛みがあり。
- 4回目(11日目):握って曲げて痛いところが小さくなったが痛い場所が移動
- 5回目(14日目):痛みの度合いが全体的に小さくなる。握って肘を曲げても痛みがないが引っ張られる感じが多少残っている。
- 6回目(18日目)~現在:大きな痛みはなくなり、仕事などで使いすぎたときに少々の痛みはあるものの、握って激痛があることはなくなった。
肘以外にも全身を整えていたため、体全体が軽くなり現在は2週間に1度の体のお手入れ(メンテナンス)を継続中。
肘が痛い50代のあなたへ
肘の痛みやテニス肘、野球肘はどうしても炎症や靭帯の損傷という見方をしてしまったり、病院でもそのように診断されてしまいます。それで痛みが改善されればいいですが、結局何年も痛みをガマンしてあきらめる方がたくさんいらっしゃいます。
筋肉に目を向けると、肘にはたくさんの筋肉がまたいでついており、それら筋肉が固くなると付着している部分が引っ張られ、痛みになって表れます。
上記症例は数年前の実例ですが、現在(2018年)でしたらもう少し早い段階で楽になるでしょう。どうか我慢せず、ご連絡ください。
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